Regional Innovation Research CenterGraduate School of Economics and Management, Tohoku University

地域イノベーション研究センター

東北地域のイノベーション能力の向上を図り、東北地域の産業振興と経済発展に貢献する ために必要な諸事業の企画、実施および調整を行うことを目的とします。

東北発水産産業イノベーションプロジェクト

地域社会にインパクトを与えるための調査研究 東北発水産業イノベーションプロジェクト

プロジェクトイメージ

本プロジェクトは、地域社会に大きいインパクトを与えるための調査研究として、2016年度から5年間にわたって東北の水産業(特に水産加工 業)のイノベーションに取り組む事業です。東北の主要産業の一つである水産業は1990年代以降急速にその規模を縮小しており、震災によってさらに大きな打撃を受けました。そのため、従来とは異なる水産業の在り方やビジネスモデルの構築などのイノベーションを推進することが 喫緊の課題となっています。本プロジェクトの大きな特徴は、実際に地域水産業の変革にとって大きなインパクトを生み出すために実効性の 高い戦略と行動を計画実行し、その効果を継続的に検証していくことです。

2016年度には、第1段階として、東北経済産業局、宮城県、岩手県、みやぎ産業振興機構、宮城大学および民間企業などの研究者や実務家たちと共同で、東北地域の水産業に関する定量的および定性的な分析によって実態把握と重要課題を明らかにし、その成果を中間報告カンファレンスで発表しました。2017年度には第2段階として東北水産加工業の将来像を描きながら、その実現に向けての重要要素を抽出して検討し、行動プログラムの基本方針を設定しました。2018年度以降は、第3段階として、具体的な行動プログラムを策定・実施しながら、その結果を踏まえて調査研究を行うアクション・リサーチを行います。

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プロジェクト参加機関

所属機関(部門)

  • 宮城県(農林水産部、経済商工観光部)
  • 岩手県(商工労働観光部、沿岸広域振興局)
  • みやぎ産業振興機構
  • 東北経済産業局
  • 宮城大学食産業学部
  • 民間企業数社
  • 東北大学地域イノベーション研究センター

プロジェクトの活動計画案

プロジェクトの活動内容:2016年度〜2020年度(5年間)

東北発水産業イノベーションプロジェクト推進計画案