Regional Innovation Research CenterGraduate School of Economics and Management, Tohoku University

地域イノベーション研究センター

東北地域のイノベーション能力の向上を図り、東北地域の産業振興と経済発展に貢献する ために必要な諸事業の企画、実施および調整を行うことを目的とします。

2014年度までの実施サブプロジェクト

地域雇用プロジェクト
震災からの復興の指標である雇用についての調査研究プロジェクトです。2013年度は福島県の原発避難者と雇用状況を中心に現地ハローワークへのヒアリングなどに基づく調 査分析を行っています。
NPOプロジェクト
被災地で機能喪失した行政に代わって公益的住民サービス活動を展開するNPОに関する調査研究プロジェクトです。2013年度は宮城・福島の両県で活動するNPОの復旧・復興事業への取り組み状況およびNPOなど非営利組織によるコミュニティ起業に対する支援施策に関する調査分析を行っています。
再生可能エネルギー産業プロジェクト
2012年7月から固定価格買取制度が導入され急速な普及が期待される再生可能エネルギーを地域産業として経済活性化と雇用創造に結びつけるための方策について調査研究するプロジェクトです。 2013年度は全国と東北における再生可能エネルギー普及状況を踏まえ、風力発電と太陽光発電が地域で産業化するための課題提起と提言を行っています。
スマートシティプロジェクト
復興まちづくりを進めるうえで検討されているスマートシティに関する調査研究プロジェクトです。2013年度は、東北に豊富な森林資源の活用を図るため、木質バイオマスによる地域活性化に取り組む先進例としてオーストリア・ギッシング市と岡山県真庭市での現地調査を実施し、被災地域での適用可能性について提言を行っています。
地域社会と暮らしプロジェクト
高齢化が進む被災地における暮らし・社会生活の面の復興に焦点をあて、個人アンケートや統計調査に基づき持続可能な地域コミュニティ形成に向けた調査研究を進めるプロジェクトです。
QOLプロジェクト
被災地におけるQOL(Quality of Life)、すなわち物理的・経済的および精神的・社会的な生活の質を向上させ、地域社会のもつ豊かさを享受できる生活をするにはどうしたらよいか、先行研究や各地の実践事例などのレビューによって調査研究を行うプロジェクトです。
神戸と東北の比較検証プロジェクト
阪神淡路大震災から20年になろうとする神戸と東日本大震災から3年を経た東北の被災と復興状況について、これまで蓄積された各種データをもとに検証を行う調査研究プロジェクトです。