観光業サブプロジェクト主催の講演会を開催いたしました。
2021年10月29日
地域産業復興調査研究プロジェクト 講演会
東日本大震災から10年が経過し、被災地において復興が進む一方、人口減少・少子高齢化が急速に進行し、復興需要の縮小も懸念されています。こうした状況の中、人口減少を補完し、地域に活力をもたらすものとして期待を集めてきたのが観光です。各地域において様々な取り組みが行われ、復興の推進や経済効果の創出に大きな役割を果たしてきました。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、観光業は大きな打撃を受けています。今後、移動の制限が緩和されることにより、観光需要はある程度回復すると考えられますが、人々の意識や行動も変化しており、短期間で感染拡大前と同じ状態に戻るとは考えづらい状況です。
本研究会は、観光分野における震災以降の推移や感染拡大を受けた影響、そして今後予想される変化についてデータに基づいた分析を行い、課題や可能性を議論することを目的として開催しました。
日 時: 10月29日(金)17:00~18:00(オンライン:Zoom)
講 師: 田口 庸友(たぐち やすとも)氏
七十七リサーチ&コンサルティング株式会社 (77R&C)
首席エコノミスト(上席研究員)
演 題: 「震災10年・コロナを経た観光業界の現状と課題、そして可能性」
次 第: 開 会
趣旨説明・講師紹介
講 演
質疑応答
総 括
(コーディネーター:宮城学院女子大学 宮原育子教授)
主 催: 東北大学大学院経済学研究科・震災復興研究センター
地域産業復興調査研究プロジェクト 観光業プロジェクト
協 力: 仙台市経済局