東北大学地域イノベーション研究センターでは、2012年度より東北地域における産業・経済の発展、雇用機会の創出及び震災復興の促進を可能にする革新的な事業開発を支援し、そのための経営人材を育成する「地域イノベーションプロデューサー塾（RIPS）」を開講してきました。今年度の卒塾者を合わせて255名の塾生を指導し、卒塾後も事業革新の実現を支援しています。

   RIPSでは2021年度も、事業イノベーションやマネジメントのノウハウを学習して革新的な事業構想を考える「ベーシックコース」（6月～10月）と、その事業構想を実現するための具体的な事業計画を策定する「アドバンストコース」（10月～2月）を開講いたします。どちらのコースも、今年度と同様に地域の金融機関職員などの支援者を対象とした「地域イノベーションアドバイザー塾」の塾生との共同学習を行います。

  2020年度からは新型コロナウィルス対策の一環で、火曜夜間の講義はすべてオンラインによる受講としました。また隔週土曜日の実習は対面参加とオンライン参加のどちらでも選択できるハイブリット体制をとり、県をまたいだ移動が困難な方や、感染症が心配な受講生に配慮した運営を行いました。来年度も万全な感染症対策を施した運営を予定しておりますので安心してご応募ください。

  今回募集するのは、「ベーシックコース」の入塾者です。本コースの修了者には「アドバンストコース」への出願資格が与えられることになります。

　本塾では、単なる知識の習得にとどまらず、イノベーションに挑戦して新しい事業プランを開発しその実現に向けた強い意志をもっている経営者や経営幹部の方からの応募をお待ちしております。